三代目の登坂広臣さんの髪型の短髪ショートについてまとめてみます。
短髪ショートの定義は人それぞれ違うと思いますが、ここでは
- 耳に髪がかかっていない
- 襟足に髪がかかっていない
この2つの条件をクリアしてる髪型を短髪ショートということにします。
そのなかでも
- アップバング(前髪上げスタイル)
- ダウンバング(前髪下ろしスタイル)
に分けて解説してみたいと思います。
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登坂広臣の短髪ショート:アップバング編
今回解説する上で色々と登坂さんの髪型を調べてみたのですが、圧倒的にアップバングが多いことがわかりました。
アップバングはやはり髪の立ち上げ方がポイントです。
そして「髪の立ち上げ方」といっても数多くのバリエーションがあります。
それぞれ紹介していくので、
- 髪型
- 髪の立ち上げ方
の2つを注目しながら読み進めてみてください。
短髪ショート:クラシカルアップバング
髪型自体はシンプルな短髪ショートです。
登坂さんはツーブロックを入れることが多いですが、この髪型にはツーブロックは入ってないように見えます。
前髪をドライヤーで立ち上げてから、ジェルやハードスプレー系の整髪料を使ったような質感を感じさせます。
短髪ショートであれば誰もが真似しやすい簡単なスタイルです。
前髪を立たせる幅は狭めにとったほうがかっこよく見えます。
目安としては、目頭(右)と目頭(左)の幅と考えておくといいでしょう。
短髪ショート:束感ウェーブアップバング
レングスは先程紹介した髪型と同じぐらいです。
ですがこっちは軽くツーブロックを入れてることと、ピンパーマのようなウェーブが入っているのが特徴的ですね。
関連 登坂広臣のツーブロックのオーダー方法&後ろの刈り上げを分析
毛先にだけハイライトが入ってるので、さらに動きが強調されたスタイルです。
アイロンでこのスタイルを作ることもできますが、髪が短いことと髪全体に熱を入れる必要があるので大変かもしれません。
ダウンバングだとメリハリがないように感じるので、アップバングにするのが正解なスタイルです。
くせ毛方なら簡単に真似することができるスタイルでしょう。
ワックスをつけて束感を作るようにつまみながらセットしましょう。
短髪ショート:フォワードアップバング
ランダムな毛束がフォワード方向(前方方向)に向かって流れてるスタイルです。
サイド、トップ、バングとすべて前に向かっているのがわかりますね。
指でねじりながら束感を作り、前に向かって流れるようにセットすれば作ることができるスタイルなので、比較的簡単だと思います。
髪型を作りながらも
- サイドはできるだけ潰すようにする
- トップに高さを出す
- バングは絞りながらも前に突き出す
ように意識するといいでしょう。
形が崩れないようにするために、ワックスなどで形を作ったらハードスプレーでしっかり固定することをおすすめします。
とくにバングをしっかり固定しないと下に落ちてくるので、ここを慎重に作りましょう。
短髪ショート:ジェットスタイル
登坂さんの代表的なスタイルであるジェット。
さきほどの『短髪ショート(フォワード)』のように、フォワード方向に向かって髪が流れているようにみえますが
- 右サイドはフォワード方向に流れている
- アップバングだけど、毛先が左サイドに流れている
- 左サイドはアップバングと馴染むようにセットされている
ということが特徴です。
詳しくは以下のページで説明してあるのでご覧になってみてください。
カット自体はそれほど複雑じゃないですが、セットが少し難しいかもしれません。
しっかりとドライヤーでブローして、できればアイロンを使って髪の流れを作り、ワックスとスプレーでしっかりと固定するようにしましょう。
オールバック
束感を作りながらすべての髪を後ろに流したオールバックスタイルです。
髪をウェーブさせながら束感を作っていることも特徴的です。
フロント部分や顔周り部分だけ、いったん髪を立ち上がらせながら後ろに流すようにするとかっこよく見えます。
ツーブロックの刈り上げ部分が全て見えてしまうので抵抗感のある人もいるかもしれません。
でもこの髪型は中途半端な長さのツーブロックを入れると逆にかっこ悪くなります。
大胆に幅広くツーブロックの幅&高さをとることをおすすめします。
センターパート
最近の登坂さんはミディアムのセンターパートであることが多いですが、写真のようなショートのセンターパート時代もありました。
ショートのセンターパートって似合う人が限られているし、ダサくなりがちですが、とても似合ってますよね。
- センターパートの根本にボリュームがある
- 毛先に動きがある
- ツーブロックが広く設定されている
- 金髪と黒髪のコントラスト
このあたりが上手く組み合わさっているのでかっこよく見えます。
ショートとはいえ、レングスはけっこう長めです。(12~15cmぐらい)
そのため現在ミディアムのセンターパートスタイルの人が、短めにカットして作るスタイルと言えるかもしれませんね。
関連 登坂広臣のセンターパート(センター分け)のオーダー方法と分析
七三スタイル:ハイアンドロー
ネオ七三スタイルです。
分け目を浅く設定し、左側はペタッと後ろに流しながら寝かせて、右側は髪が落ちるようにしています。
写真は左側を写していますが、
- 「左側」は顔がはっきり見えるので、男らしい印象
- 「右側」は髪が落ちて肌の見える面積が少ないので、セクシーな印象
という感じで、印象が変わって見えるスタイルです。
上で説明したセンターパートよりも少し長めのスタイルなので、ショートよりもミディアムに近いかもしれません。
ですが、高さを出したスタイルでもないし、束感を作ったり毛先の動きを強調するスタイルではないので、ショートのカテゴリとして解説しました。
七三スタイル:クラシカルアップバング
クラシカルな七三スタイルです。分け目も8:2に近いですね。
バシッと決まったスタイルなので、ワックスよりポマードを使いながらセットすると、このようなスタイルに近づきます。
クシを使いながらセットするといいでしょう。
フロントのみ高さを出してるのが特徴です。
一度立ち上がらせながら、サイド&斜め後ろに流していますね。
ここのフロントに高さを出さないと、昭和のサラリーマンような印象になるので注意しましょう。
ツーブロックとのコントラストがかっこいいですね。
七三スタイル:ウェーブアップバング
七三に分かれていますが、
- オールバックに近い
- ウェーブ感がある
ということが特徴です。
オールバックを作りながら、七三の分け目を作っているという感じでしょうか。全体的にきれいに後ろに流れているのがわかります。
ウェーブにハイライトが入ってることもポイント。
ハイライトは束感との相性もいいですが、こういうウェーブスタイルにも似合うんですよね。
特に髪型柔らかく寝てしまう人や、まとまりにくい髪の人はハイライトを入れることをおすすめします。
七三スタイル:束感アップバング
こちらの七三スタイルですが、
- 自然なアップバング
- レングスも短め
- 綺麗な束感
があることにより、爽やかな印象を与えています。
ここまで七三スタイルを4つ紹介してきましたが、 そのなかでも最も真似しやすい髪型だと言えるでしょう。
学生さんからビジネスマンまで このタイプの人でも似合うのではないでしょうか。
ツーブロックの刈り上げ部分も長くも短くもないので、爽やかさを際立てていますよね。
女性から見ても好感度の高い髪型だと言えるでしょう。
このスタイルなら黒髪でも全然似合うと思いますよ。
登坂広臣の短髪ショート:ダウンバング編
登坂さんはアップバングに比べてダウンバング姿は貴重です。
決して似合わないわけじゃないんですけどね。
やはり登坂さんは男らしい雰囲気があるので自然とアップバングスタイルが多くなるのかな、と今回の調査であらためて思いました。
短髪マッシュショート:短め
2016年の写真なので少し古めですがこういう髪型をしていた時もあったんですよね。
束感があり、丸いフォルムが特徴的です。
バングも短め&揃えぎみなので、やや幼い印象も受けます・・・
サイドの髪の膨らみが大きく感じられるので、もしかするとツーブロックは入っていないのかもしれません。
(入っていたとしても「浅く」入ってる程度でしょう)
短髪マッシュショート:長め
上で紹介した写真よりもこっちの方がかっこいいですね!
バングも適度な長さがあり、動きもあります。
隠れツーブロックが入っているので、サイドの膨らみも無くバランスも取れています。
ちゃんと後ろに髪の丸みがあるので「マッシュ感」をキープしています。
ウェットな質感を出せる整髪料を使っているので髪型に雰囲気が出ています。
アンニュイな表情とこの髪型がマッチしてると思います。
さいごに
お気に入りの短髪ショートは見つかりましたか?
ミディアム~ロングに比べると、短髪ショートはに合わせやすいしチャレンジしやすいと思います。
そして短髪ショートと一言で言ってもいろんなバリエーションがあるので、必ずひとつやふたつはあなたに最も似合う髪型があると思います。
一つの髪型(レングス)で、複数の髪型を作れる(セット)のが短髪ショートの特徴だと思うので、ぜひ色んな髪型に挑戦してみてほしいなと思います。