登坂広臣さんのツーブロックについてまとめてみます。
ツーブロックは
- 幅
- 高さ
- 長さ
という3つの組み合わせの掛け算で作られます。
髪型によって似合うツーブロック、あなたに似合うツーブロック。
この2つ理解・把握できるようになると、ぐっとかっこいいスタイルを作ることができるようになりますよ。
それでは登坂広臣さんのツーブロックのオーダー方法や後ろの刈り上げ部分について解説していきます。
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ツーブロック1:短髪ショート×アップバング
- 「眉の高さから耳上付近まで平行にツーブロックを入れてください」
- 「長さは10mm程度でカットしてください」
一見ツーブロックが入っていないように見えますが、少しだけ入ってるように見えます。
ここのサイドに2ブロックを入れるのと、普通にグラデーションカットをするのでは印象が全く違います。
刈り上げ部分は10mmぐらいでカットされてるんじゃないのかなと思います。
このぐらいの長さだったらバリカンを使ってもいいし、ハサミで切ってもらってもどちらでもいいと思います。
後ろはサイドと繋がるような形で、グラデーションカットを入れています。
だいたい襟足から5センチぐらいの高さまで刈り上げられていると思います。
もみあげは
- サイドのツーブロックよりもさらに薄くなるようにカットしている
- 形が細くなるように整えられている
という箇所にも注目してみましょう。
ツーブロック2:マッシュ系ダウンバング
- 「眉の高さから耳上付近まで平行にツーブロックを入れてください」
- 「長さは12mm程度でカットしてください」
先ほど紹介した『短髪ショート×アップバング』のツーブロックと形は似ているかもしれません。
上にかぶさる髪が長いぶんサイドに入れるツーブロックの長さは自由に調整しても構いません。
どのぐらいの長さに設定したらいいのかわからない方は12mm程度の長さでオーダーしましょう。
後ろにグラデーションカットが入っていますが比較的長めでカットされていますね。
ツーブロック3:束感オールバック
- 「額の角の高さ~耳上3cm~襟足上3cmと繋げるようにツーブロックを入れてください」
- 「長さは8~10mm程度でカットしてください」
このオールバックスタイルはサイドから後ろにかけて大胆にツーブロックを入れています。
刈り上げ部分が全て見えるスタイルなので少しだけ地肌が見える8mmから10mm程度の長さでカットしてもらうといいと思います。
このような刈り上げ部分が全て見えるスタイルの2ブロックは、長さを数mmかけるだけで全く違った印象になります。
自分にとって最適な長さを見つけるためにも、はじめは少し長めでカットしてもらう。そして少しずつ短い長さでカットしてもらうようにするといいと思います。
また、ツーブロックラインを把握できてれば、刈り上げ部分をバリカンを使いセルフでカットすることもできるはずです。
そんなに難しくはないと思うので定期的なメンテナンスを行うことをおすすめします。
ツーブロック4:ネオ七三(ハイアンドロー)
- 「額の角から耳上3cmまでツーブロックを入れてください」
- 「長さは10~12mm程度でカットしてください」
もしかすると後ろまでツーブロックを入れている可能性もありますが、一応ここではサイドのみにツーブロックを入れる方法を解説します。
この髪型はサイドの刈り上げ部分の色彩と上の髪の質感(ツヤ感のある整髪料を使い、後ろに髪を流している)が特徴的です。
好みでもう少し刈り上げを短くしてもかっこよくキマると思います。
『束感オールバック』のように、サイドと同じ長さで後ろも刈り上げてしまうのもありだと思います。
ツーブロック5:パーマ風七三
- 「額の角から耳上まで平行にツーブロックを入れてください」
- 「長さは3~5mm程度でカットしてください」
このサイドの刈り上げは結構短いですね。おそらく3~5mm程度の地肌が見える長さでカットされていると思います。
黒髪でツヤがあり、ウェーブもあり、男らしさを主張した髪型だからこそ、刈り上げも思いっきり短いほうがかっこいいですよね。
ツーブロックの範囲も広く見せた方がかっこいいです。高さも幅もしっかりとって刈り上げるといいでしょう。
写真ではわかりませんが後ろの方にツーブロックを入れている可能性があります。
ボリュームが出過ぎてしまうという場合は後ろにツーブロックを入れてしまっても構いません。
ツーブロック6:センターパート(長め)
- 「額の角から耳上3cmまでツーブロックを入れてください」
- 「長さは10~12mm程度でカットしてください」
このツーブロックは『ネオ七三(ハイアンドロー)』で紹介したツーブロックと似ていると思います。
違うのは、ツーブロックの部分が隠れているということ。
見せるツーブロックではなく、サイドのボリュームを減らすためのツーブロックです(隠れツーブロック)。
登坂さんの右サイドをみると隙間が確認できますが、ここからそれなりに高く刈り上げられているということがわかります。
ここの高さによってサイドのボリュームが変わってきます。
ツーブロックを高く設定すればサイドのボリュームが減るし、逆にツーブロックを低く設定すればサイドのボリュームは残ります(丸みが残る)。
ツーブロック7:センターパート(短め)
- 「こめかみ~耳上3cm~襟足上3cmと繋げるようにツーブロックを入れてください。」
- 「長さは12~14mm程度でカットしてください」
短めのセンターパートなので刈り上げ部分が見えてるのが特徴です。
刈り上げ部分は黒髪、かぶさる部分は金髪、というコントラストのかっこいいですよね。
黒と金って相性がいい配色だと思うので、地肌が見えすぎない12~14mmぐらいがいいんじゃないかなって思います。
後ろもツーブロックを入れると書きましたが、正確にはツーブロックのようなグラデーションカットだと思います。
このあたりは好みで
- サイドのみツーブロックを入れる
- サイドと後ろ、両方にツーブロックを入れる
と設定してしまって構いません。
ツーブロック8:波打ちセンターパート
この写真だけでは正直どのようなツーブロックが入っているのか予想することはできません。。。
ただ、↓↓↓の画像をみてください。
カチューシャ的なもので髪をとめていること、または髪のボリュームからみると『ネオ七三(ハイアンドロー)』ぐらいかなという感じがします。
長めのセンターパートスタイルと同じく、ボリュームを減らすことが目的のツーブロックです。
そのため「このぐらいの長さにカットしましょう」という目安はありません。
どのぐらいの長さにカットしていいのかわからないという方は10~15ミリ程度でカットしておけば問題ありません。
この髪型の後ろ姿も発見しました。
後ろはけっこう短めにグラデーションカットが入っています。
このように後ろだけは短めにカットしたほうが、上の髪とのメリハリが出るのでかっこいいのかもしれませんね。
ツーブロック9:マンバンスタイル
- 「額の角~耳上5cm~襟足上5cmと繋がるようにツーブロックを入れてください」
- 「長さは8~10mm程度でカットしてください」
ここまで紹介してきた登坂さんの髪型では、もっともツーブロックの幅が広いです。
髪をひとまとめにするマンバンスタイルは、束感オールバックよりもさらに刈り上げ部分が見えます。
ここの長さは好みで構いませんが、写真をみる限りでは8~10ミリ程度でカットされているのかなって思います。
髪を束ねることができるので刈り上げ部分もセルフで調整することができるし、上の髪がのびたとしても髪型自体が崩れることはありません。
つまり維持するのがラクチンなスタイルなんです。
- ツーブロックが大好きな方
- 髪を束ねるのに抵抗がない方
は、是非チャレンジしてほしい髪型ですね。
まとめ
ツーブロックは登坂さんに限らず
- 幅
- 高さ
- 長さ
の3つを変えることによって、さまざまなバリエーションのツーブロックを作り出すことができます。
- 幅を広げる、狭める
- 高さを上げる、下げる
- 長さを短くする、長くする
前者を増やすとハードな印象になり、後者を増やすとソフトな印象になります。
ツーブロックはこの3つを掛け算のように合わせたスタイルなので、是非あなたにあったスタイルが見つかるように試してみてください。
また、登坂さんの髪型はセット次第で仕上がりがまったく変わります。
以下のページも参考にしながら、登坂さんの髪型を作るための基本を学んでみてください。