ここでは三代目・登坂広臣さんの髪型であるセンターパート(センター分け)の分析やオーダー方法についてまとめてみたいと思います。
登坂の髪型というと、ジェットモヒカンやネオ七三スタイルなんかをまっさきに思い浮かべる人が多いと思います。
そして、これから紹介する『波打ちセンターパート』も登坂さんの定番スタイルになりつつあるかなという感じがします。
通常のセンターパート(センター分け)は似合わなかったけど、波打ちセンターパートは似合うという人もいるので試してほしいスタイルの一つですね。
ここでは
- 波打ちセンターパート
- ナチュラルセンターパート
と、大きく2つに分けて解説してみます。
理美容師歴10年以上の僕、TAK(@kamihack_tak)が、絶対におすすめしたい全国のメンズサロンを都道府県別にまとめてみました。
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登坂広臣の髪型・波打ちセンターパート
- 「全体的に15~20センチ近くにカットしてください」
- 「少しだけ前下りになるようにカットしてください」
- 「サイドに隠れツーブロックを入れてください」
- 「後ろは両耳を結ぶラインまで刈り上げてください」
写真を見る限り、全体的に15~20センチぐらいでカットされてるのかなと思いました。
目安としては、
- サイドは、耳たぶが隠れるぐらいの長さ
- 前髪は、目の下ぐらいまでの長さ
と考えておけばいいと思います。
この髪型を作るにはスパイラル系のパーマをかけてもいいですが、アイロンを使ったセットでも可能です。
波打ちウェーブをかけると少しだけ髪が短く見えます。直線が曲線に変わるので短くみえるというわけです。
そのため波打ちウェーブを作るという前提なら「少し長めに」カットしてもらったほうがいい、ということを頭に入れておきましょう。
また、トップの髪がを動きやすくするために、少しだけ短くするのもアリです。
次にサイドをみてみましょう。
この写真をみると、アウトラインが少しだけ前下りになってるようにみえるんですよね。
このような前髪を長くした長髪スタイルの場合は、少しだけアウトラインが前下りになるようにカットしてもらうと、バランスがとれてかっこよく見えます。
後頭部付近の髪~前髪に向かうにつれて、わずかでいいので少しづつ長くなるようにカットしてもらいましょう。
またサイドには隠れツーブロックが入っていると思います。
これは見せることが目的のツーブロックじゃないので、入れることに意味が無いように思えます。
でもこの隠れツーブロックを入れることで、
- サイドのボリュームを減らすことができる。
- セニング(すきバサミ)の量を減らすことができる。
というメリットがあるんですね。
サイドにツーブロックを入れないと全然違ったフォルム・質感になるので注意しましょう。
後ろは刈り上げてると思います。だいたい両耳を結んだラインまで刈り上げられています。
下で解説する『ナチュラルセンターパート』の箇所で、登坂さんの後ろ姿画像が確認できるので、そちらをご覧になってみてください。
セット方法は↓↓↓で解説しています。
アイロンで波打ちを作ることがポイントです。コツを掴めば簡単に自分でできる方法を解説してるので練習してみてください。
黒髪×波打ちセンターパート
こちらの登坂さんの波打ちセンターパートは黒髪です。黒髪にするとまた違った雰囲気に見えますよね。
金髪の波打ちよりも、サイドのボリュームが少ないと思いませんか?
さきほどツーブロックを入れてボリュームを減らしてると解説しましたが、さらにボリュームを減らしてるようにみせるには・・・
- ツーブロックをさらに高く入れる
- セニングを多めに入れる
- 整髪料を多めにつける
の、いずれかの方法を使えば可能になると思います。
特に「整髪料を多めにつける」方法は手軽にできるのでおすすめ。
こっち↓↓↓は、少し短めのスタイルになりますね。
耳が完全に出てるので、爽やかさと男らしさががアップしように見えます。
(長めにするとセクシーさがアップするように見える)
こういう考え方もアリだと思います。
波打ちセンターパート風スタイル(=6:4分け)
登坂広臣さんの波打ちスタイルといえば、真っ先にこの↑↑↑スタイルを思い浮かべる人は多いと思います。
すでに写真をみてわかるかもしれませんが、このスタイルは6:4スタイルなんですよね。センター分けじゃないんです。
ほんの1~2センチ中心からずらすだけでまったく印象が違います。
実はこの6:4のスタイル、左右で髪型の作り方が違います。
- 6側(登坂さんの右側)は、「強い」波打ちウェーブ
- 4側(登坂さんの左側)は、「弱い」波打ちウェーブ
という感じです。
これは少しずらしたからこそできるスタイルですね。
こちらのセット方法も以下のリンク先で紹介してるので学んでみてください。
登坂広臣の髪型・ナチュラルセンターパート
- 「全体的に12~15センチでカットしてください」
- 「セイムレイヤーベースでカットしてください」
- 「サイドに隠れツーブロックを入れてください」
- 「後ろは両耳を結ぶラインまで刈り上げてください」
こっちはナチュラルセンターパートです。
パーマをかけていたり、アイロンでウェーブは作っていません。
直毛の人ならすぐにできるし、ゆるいくせ毛の人でもセットで修正可能です。
全体的に12~15センチ程度のセイムレイヤーでカットされていると思います。
セイムレイヤーベース(頭全体の髪の長さがすべてだいたい同じ)なので毛先がよくみえるスタイルです。
このスタイルも隠れツーブロックが入っています。
登坂さんの右サイドに少しだけ隙間があるのが確認できますよね。これはツーブロックを入れてる証拠です。
このスタイルもツーブロックを入れないとまったく別の髪型になるので注意しましょう。
後ろは両耳を結んだラインまで刈り上げられています。
という方は、長めの刈り上げでもOKです。
登坂さんはおそらくバリカンを使って刈り上げていますが、ハサミで刈り上げてもらってもいいと思います。
ただ、上の髪とメリハリがつけるためにも、1センチ未満で刈り上げたほうがいいかなって思います。
このナチュラルセンターパートのセット方法も以下のリンク先にまとめたのでご覧になってみてください。
短めレングス×ナチュラルセンターパート
ナチュラルセンターパートに少し動きをつけたスタイルです。
こっちはレングスが短いぶん、サイドのツーブロックがみえていますね。
直毛の人はアイロンを使ってワンカール程度ランダムに作ると、似たようなスタイルになります。
ただ、意外とこのスタイルは誰でも似合いそうで、似合う人は少なそうに思えます・・・
登坂さんだからこそ似合ってしまうスタイルかもしれません。
センターパートを小物でアレンジ
センターパートはシンプルなスタイルなので、ヘアバンド、サングラス、マスク、ピアス…などの小物系と相性がいいんですよね。
いくつか紹介してみたいと思います。
ヘアバンド×センターパート
ヘアバンドをつけたスタイルです。スポーツ選手でよく見られるようなスタイルですね。
おでことサイド(ツーブロックの部分)がすべて覆うような幅の広いヘアバンドを使うことで、上からかぶさる長い髪が揺れるように動きます。
ちょっと頭を動かす程度で、ふわっと髪型動くのがかっこいいです。
カチューシャ×センターパート
写真が暗いのでよくわかりませんが、カチューシャ的なもので髪をとめられてることがわかります。
長髪スタイルや前髪の長い人がよくしますよね。ヘアバンドと違って髪が垂れることがないののが特徴。
大事なことは、ウェーブ感のある髪にすることです。
例えばサラサラヘアーでカチューシャをしてもちょっと違うかな…って思いませんか?
髪をとめるとウェーブ感のある髪がオールバック風になるのがかっこいいんですよね。
波打ちセンターパートをアイロンで作ったあとに、アレンジとしてこのようなスタイルもありってことですね。
サングラス×センターパート
サングラスはどんなスタイルでも似合うと思いますが、センターパート×サングラスだとクールさがいっそう増すようにみえます。
上の写真では前髪が比較的短いので爽やかな印象ですが、真っ黒なサングラスなクールな印象を与えるので、その対比が独特の雰囲気を出しています。
前髪がさらに長いとさらにクールな印象を与えます。
黒マスク×センターパート
黒マスク姿もときどき見ますよね。
センターパートだとおでこがすべて見えるので、顔全体の肌感(肌色)が目立ちますが、黒マスクをすると引き締めることができます。
サングラスとプラスして黒マスクというのもかっこいいですね。
おそらく黒マスクが似合わないという人はいないのでどんな方でもおすすめです。
ファッション的に「ちょっとアクセントがほしいかな?」っていうときに、黒マスクは便利ですよ。
登坂広臣の髪型・センターパート:さいごに
センターパートは似合う人、似合わない人に分かれるスタイルと言われます。
でも
- センターパートは似合わなかったけど、波打ちウェーブを入れたら似合うような感じがする、とか。
- 短いとしっくりこなかったけど、前髪を長く伸ばしたら自分にも似合うような気がする、とか。
「髪の表情」を変えてみると印象がわかりやすく変わります。
似合わないと決め込んでしまうのはもったいないと思うので、いろいろと実験をしてみてほしいなって思います。